学習は継続することが大切だとはわかっているものの、今は働き盛りの40代。
平日の仕事終わりはヘトヘト、週末は家族との大切な時間。
勉強時間の確保も難しい上に、昔のような吸収力はなくなってきていると感じることもありますよね。
私の元上司もまさにこうした状況でしたが、今回ご紹介する3つのポイントを意識したことで効率的に、かつ確実に英語力を伸ばすことができ、海外拠点での大きなプロジェクトを任されました。
それでは、40代での英語学習のメリットと、学習する上で大切な3つのポイントをみていきましょう！
40代で英語学習するメリット
- 社内での評価も上がり、より活躍の場を広げることができる。
- グローバル人材になることで、自身の市場価値を高められる。
これまでさまざまな仕事をしてきたけど、今の部署での仕事は一通り経験したかな。
今後もこれまでの延長線上の仕事を続けるのはなんだかつまらないな。
まさにそんなときに身に付けるべきなのが、英語力なんだ！
英語力が身に付くと海外赴任のチャンスを得られたり、国内にいても海外スタートアップとの協業を任せられたりと、携われる仕事の幅を広げることができます。
私自身英語力が決め手となり、何人も候補者がいる中から海外赴任の権利を勝ち取ることができました。
また、英語力が昇格要件になっている企業もあります。
特にそうした企業において高い英語力があることは非常に重要であり、グローバル人材としてより責任ある仕事を任せてもらえることにも繋がりますよね。
その結果これまで以上にさまざまな経験をすることができ、自身の市場価値を高めることができます。
40代の英語学習で大切な3つのポイント
40代の英語学習で大切なのは、以下の3つのポイントです。
- 日本語と同レベルの英語力を目指さない。
- インプットよりもアウトプットを重視する。
- 他人と比較しない。
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40代の英語学習で大切なポイント①：日本語と同レベルの英語力を目指さない
20年近く仕事をしていると、会話やメールをする際に小難しい表現、複雑な言い回しをすることはありませんか？
たしかにそうした表現をしたほうがビジネス慣習上スマートに見えることもあると思います。
でも、必ずそうしなければいけないのでしょうか。
英語力を日本語と同レベルに近づけようとした結果、道のりが厳しすぎるという現実に直面し、英語学習を挫折してしまう人も少なくありません。
では、どのようにしたら「日本語と同レベルの英語力を目指さない」ことができるのか。
そのコツは以下の通りです。
- 英語はあくまで手段であり、本来の目的は「正確に自身の考えを伝える、また相手の考えを理解することで最大の成果を出す」ことであると理解する。
- 言語コミュニケーションとは、自身の考えをどれだけ簡単な言葉で、小学生にも理解できるほどシンプルに表現できるかというゲームだという認識を持つ。
ビジネスであっても、さらに40代であっても、必ずしも複雑な表現をしなければいけないわけではありません。
また、英語は日本語よりも比較的直接的な表現をすることが多く、複雑な言い回しだと相手に自分の考えが伝わらないこともあります。
むしろ簡単な言葉で、短い文章で伝えたほうが正確に理解してもらえ、結果として仕事の成果も出しやすくなります。
40代の英語学習で大切なポイント②：インプットよりもアウトプットを重視
アウトプットが大切であるということは、多くの人に共感していただける考えだと思います。
それにもかかわらず、英語学習においては「まずはたくさんの英単語を覚えないと！」と思い、インプットを結果的に優先してしまっている人が多くいます。
「インプットよりもアウトプットを重視」という考えを実践するためのコツは下記の通りです。
- アウトプットをルーチン化し、生活の一部に組み込む。
（例）歯磨き前に音読、就寝前に英語日記 - 伸ばしたいスキル以外のアウトプット方法を意識的に活用する。
（例）リスニング力を伸ばす場合、スピーキングにより発音への理解が深まり、結果リスニング力も向上する。
アウトプットの頻度を高めるためには、そのハードルをできる限り下げる必要があります。
参考書に書いてある例文を1つ音読するだけでも立派なアウトプット。
比較的簡単にできるアウトプットを、歯磨きなど毎日必ず行うことと紐づけるとより習慣化しやすくなりますよ。
40代の英語学習で大切なポイント③：他人と比較しない
同僚や後輩がTOEICで高得点を取ったりすると、すごく不安になる。
このまま勉強し続けても意味ないかなって思ったりもするよ。
たしかに、自分だけが取り残されている気持ちになってしまうよね。
でも必要以上に周りと比較するのは禁物。
せっかく自身の能力を上げようと前向きに始めた英語学習なのに、それではむしろ自分の心を疲弊させてしまうよ。
「他人と比較しない」為にやるべきこと、認識すべきことは以下の通りです。
- TOEIC 800点、自己紹介5分できるようになるなど具体的な目標を掲げ、目標達成に向けた進捗を管理する。
- 自分のスピーキングを録音するなど、過去の自分を見える化し小さな成長にも気付けるようにする。
英語学習を継続し、確実に成長していくためには他人ではなく自分自身に向き合うことが大切です。
大きな目標とそこに行きつくための小さな目標をいくつか立て、さらに自分の成長を記録しておくことでモチベーションの維持・向上が可能になります。
まとめ
40代の英語学習で大切な3つのポイントをご紹介しました。
まさか、この3つのポイントを理解したことだけに満足していませんよね？
もっとも大切なことは、これらのポイントを理解したうえで実際に行動に移すことです。
もちろん独学で学習を進めるのもいいけれど、不安があるから誰かにサポートしてほしいと思う人もいますよね。
そんな人はまずスクールに通ってみるのもオススメ。
周りのサポートを受けながら、着実に英語力を高めていきましょう！
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